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【呪術廻戦 用語解説 微ネタバレ有】呪術④〜御三家「加茂家」と相伝術式〜赤血操術と御三家の汚点をサクッと解説

ブログを読んで下さり、ありがとうございます!

 

前回、前々回と3つに分けて、御三家とその相伝術式を紹介して来ました。

今回は最後の御三家である「加茂家」とその相伝術式を紹介していきたいと思います。

 

加茂家

 

「加茂家」というと、御三家の中で最も伝統的かつ正統派な呪術師の代名詞と言える御家。平安時代に名を轟かせた陰陽師の血統を受け継いだ呪術界上層部と最も近い名門中の名門。
この一族が重要視しているのは格式と伝統。そして血統と相伝術式です。

ですが、血統を重んじる加茂家に唯一にして最大とも言える汚点が存在します。

その名は加茂憲倫(かも のりとし)
「史上最悪の呪術師」と言われいる男です。

邪な知的好奇心から彼は1人の特殊な体質を持つ女性に悪質な人体実験を繰り返し行い、人間と呪霊の混血である「呪胎九相図」という特級呪物を生み出しました。その結果、呪術界に大きな脅威を与えることになった。その為、加茂憲倫は“御三家全体の汚点”と言わしめるほどの悪名を轟かせたのです。

そして現在、加茂家で中心的な役割を担っているのが相伝術式を引き継いだ準一級術師加茂憲紀(かも のりとし)。※名前の読み方が「史上最悪の呪術師」と同じで、分かりにくいので加茂先輩と記載していきます。

現在呪術高専京都高の3年生の加茂先輩は、元々は妾の子。ですが加茂家当主の本妻が相伝術式を継いだ男児を産むことが出来なかったため、6歳の頃に嫡男として加茂家に迎え入れられました。ここはちょっと引っかかるポイントですね。

これは私の憶測ですが“術式を引き継いだ男児を産めなかった“ということは、術式を引き継いだ女児はもしかしたらいたのかもしれませんよね。

呪術界は昔ながらの男尊女卑思考が根強く残っていて、女性は子を産むもの。しかも術式を引き継いだ男児を産むもの、という昔ながらの考えが蔓延っているようですから、後継者から女性は自動的に外されている可能性も否めません・・・。

それにしても本家筋の子供には相伝術式が受け継がれず、望んでもいない子供達に相伝術式が引き継がれていて、望まぬ境遇に立たされている・・・加茂先輩と言い、伏黒くんと言い皮肉なものですね・・・。

ちなみに加茂家で名前が知られているキャラクターは、加茂先輩と御三家の汚点「加茂憲倫」だけです。
加茂憲倫は呪胎九相図を生み出した後、消息を絶ってしまったのでその後どうなったかは知られていません。「加茂憲倫」の額にある縫い傷・・・どこかで見覚えのある傷こそが大切なポイントと言えます。

 

相伝術式

 

「赤血操術」(せっけつそうじゅつ)

赤血操呪術とは、まさしく読んで字の如し。
呪力で強化した血液を操って戦う術式です。

色々な血液操作を組み合わせて無数の技を作り出すことができるので、攻撃手段が多彩。遠近問わず繰り出せる技の数々は戦闘中でも応用が利きやすい上、武器に血液を付着させればその武器の軌道も操作できるようになるため、加茂先輩は交流戦で弓矢を使用していました。
血液があれば何でも出来る術式ですが、最大の弱点は血液不足血液操作の妨害をされると何もできなくなってしまうため、交流戦で伏黒くんが召喚した満象の放出した大量の水に押し流された加茂先輩は術式を使用できませんでした。
血液は限りがあるものですし術式に使い過ぎて出血多量で体力的にも術式的にもダブルで戦えないということになってしまっては一大事です。その対策のため加茂先輩は血液パックを携帯していました。

 

 

御三家を紹介してきましたが、呪術廻戦を読んでいると御三家の中でも位というか順番があるなと個人的に感じています。

御三家の中で飛び抜けているのはやはり五条家でしょう。

次いで禪院家。

他の二家よりも今回紹介した加茂家は下に見られている傾向があると感じた方も少なく無いと思います。その理由はやはり「史上最悪の呪術師」を世に出してしまったことでは無いでしょうか。

地位も名誉も高い御三家である分、有事の際のしっぺ返しはかなりのもののはず。その証拠に呪術界を担う重要な立ち位置である五条家と禪院家も、“連帯責任”という形で先述の通り「御三家全体の汚点」と言われてしまっています。言い方は悪いですが加茂家に足を引っ張られた、と考えている人が五条と禪院の中に居ないとも限らないよな・・・と。まあこれはあくまでも私個人の意見ですので軽ーく読み流してください。

 

なかなかに闇深い呪術界の名家たち。そもそも呪術界が闇深いのですから、その中枢と言える御三家が清廉潔白というのも変な話ですかね・・・。

加茂家は呪われた名家と言えるドロリとした歴史を持つ御家。ストイックでお母さん思いの加茂先輩が幸せになってほしいところですが・・・厳しそー・・・つら・・・。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました!

 

またお会いしましょう。