【週刊少年ジャンプ 新連載おすすめ2作品】
ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今日は最近不作と言われている週刊少年ジャンプで、新連載がスタートして暫く経った今も打ち切りにならずに、着々と連載している漫画2作品を紹介したいと思います。
ジャンプは最近立て続けにヒット作品が完結を迎え、新たなヒット作を模索しては打ち切りを繰り返している今日この頃・・・。
個人的に面白いかな、と思っていた「トリコ」でお馴染みの島袋先生の「ビルドキング」の連載が打ち切りの憂き目に合い、あれまー・・・と思ったのは記憶に新しいです。
連載○周年記念表紙!!とか出来る作品は、ほんとに凄いってことなんですよね・・・。この頃読み切り作品の掲載が多いですが、連載が決定するほど編集部のお眼鏡に叶う作品はあったのでしょうか・・・。
ということで早速、2作品の漫画の紹介をして行きたいと思います。
まずはこちら、「逃げ上手の若君」。作者は「魔神探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」でお馴染みの松井先生!!5年ぶりの連載漫画、待っていました、おかえりなさいーーーー!!!
舞台は鎌倉と室町の歴史の狭間。誰にも語られることのなかった英雄ーー北条時行が主人公。足利高氏によって鎌倉時代が倒され、家族も地位も失った少年は地の果てまで逃げ延び、復讐を遂げられるのかーーー!
ということで松井先生の新作、今度は史実もの!
「脳噛ネウロ」や「暗殺教室」のあの相変わらずのキモすごい絵の迫力に笑いが絶えません。独特の松井先生の世界観がまたジャンプで見られるとは・・・顔面崩壊とキャラの濃さはもちろんのこと、変態キャラクターも目白押し!目玉から汗やら胃液やらが出るという超個性的キャラを生み出せるのは松井先生だけですよね、ほんとに。
異様な雰囲気と軽快でテンポの良い話の進み具合。
ちょいちょい現れる粘着系キモキャラの絶妙な塩梅は流石としか言いようがない。めっちゃ面白い。
主人公の若君 北条時行くんは争い事が苦手な温和な少年。お人好しで優しく、弱き者への配慮を忘れない彼は、逃げの達人。逃げさせたら天下一と言えるほどの逃げ上手と、彼の人柄でたくさんの実力者達を配下に納め、父と弟の仇である足利高氏を討ち下克上すべく戦いながら逃げるのです!
是非とも、連載継続をお願いします。
続いては、「SAKAMOTO DAYS」。
最強の殺し屋と謳われた男ーー坂本太郎。彼は全ての悪党から恐れられ、全ての殺し屋の憧れだった。しかし、彼は恋をした!!引退、結婚、出産。そして、
坂本は太った。
商店を営むふくよかな男性。その正体は元・伝説の殺し屋。現在は愛する妻と可愛い娘を守るべく穏やかに暮らす坂本さん。
だがしかし、殺し屋達は彼を放っておいてはくれない・・・。
迫り来る危険から家族と日常を守る!!バトルとコメディが交わるアクションストーリー!ということで、もっちりとした穏やかそうなおじさんが実はめちゃくちゃ凄い殺し屋、坂本さんの日常を描くバトルコメディなんですが、コメディと侮るなかれ、アクションシーンの読み応え抜群。
長く戦うとカロリーを消費してしまい、スリムな坂本さんになってしまうのも笑えるし、失ったカロリーを取り戻すために食べまくり、すぐにぽっちゃり坂本さんに戻るのも笑える!
人の心を読む能力を持つエスパーのシンくんは坂本さんの元部下。現在は坂本商店の従業員となり、ヘマをやらかす度に坂本さんに想像で殺され、それを読んでしまって怯える・・・という構図が出来上がっているのですがそのやり取りも最高。
個性豊かな殺し屋たちのバトルも面白く、コメディ要素がしっかりと仕事をしてくれていて、ついブハッ!っと吹き出してしまうおすすめ漫画です。
今人気の漫画もいつかは完結を迎えてしまうので、新たな作品を世に送り出さないといけないわけですが、なかなか難しいのが現状なのでしょう・・・。
一世を風靡するほどの名作達を世に送り出してきた少年ジャンプ。これからも面白い作品を発掘してほしい・・・。
ということで今回のブログはここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。