【呪術廻戦 用語解説】拡張術式とは?サクッと解説
ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
呪術廻戦用語解説、今日のテーマは「拡張術式」についてです。
この拡張術式についてはアニメの中でも詳しい解説や説明が出て来ませんでしたので、ふわっとした設定の輪郭しか分からない方も多いと思います。
登場キャラの中で一番最初にこの拡張術式を使用したのが、ナナミンこと七海建人さんでした。ちなみにナナミンの術式は「十劃呪法」。強制的に弱点を作り出す術式で、相手の長さを10で線分し、7:3の部分に攻撃を当てると、全てクリティカルヒットになります。
ここからは時間外労働です。「瓦落瓦落」!!
対真人戦で上記のセリフとともにナナミンが発動した技ですが、この「瓦落瓦落」こそナナミンの拡張術式なのです。
拡張術式の説明の前に大前提として、生得術式(生まれながらに体に刻まれている術式)は変更することができません。
ですが自分の生得術式を応用し、自分だけのオリジナルの呪術を編み出すことは出来るのです。
それが拡張術式。
先程紹介したナナミンの瓦落瓦落は破壊した対象に呪力を篭める拡張術式と説明されていました。それはつまり「触れた物質に呪力を篭めることで広範囲への攻撃が可能になる」ように術式の解釈の幅を広げて、拡張術式を成立させているのです。
この拡張術式もそうですが、呪術廻戦で戦いの要となるこの“術式“は、殆どがあらかじめ生まれ持って定められてしまっているものですが、使用者の発想力や想像力によって如何様にもその強さが変わるものだなと痛感します。
拡張術式を作中で使用しているキャラがそもそも少ないのがこの設定を説明する上で難点なところ・・・。
ナナミンの他に拡張術式を使用していたのは伏黒恵くんでした。
伏黒くんの術式は十種影法術。自分の影を媒体にして10種の式神を召喚する術式で禪院家が代々引き継いできた相伝術式でもあります。
東京高専に来た東堂くんと戦った際に、伏黒くんは不知底(せいていしらず)というカエルに羽が生えた式神を召喚していました。これは鵺(ぬえ)と蝦蟇(がま)という式神同士を組み合わせた拡張術式で伏黒くんのオリジナル式神です。
自分の術式の解釈を広げ、召喚できる式神の能力を掛け合わせて拡張術式を成立させ、オリジナルの式神を作りました。
そして嬉しいことに通常ならば式神は破壊されてしまうと再度召喚することが不可能ですが、拡張術式なので破壊されても何度でも召喚が可能という優れもの。その代わり、めちゃくちゃ弱いとのこと。
まとめると拡張術式とは生得術式の応用技。
術式の解釈を広げて自分だけのオリジナル呪術を編み出せるけど、センスと閃きが問われるある意味難しい技のこと!
作中に登場している術式で拡張術式がお披露目されているモノは少ないですが、お気に入りの術式の拡張術式はどんなのだろう・・・?と妄想・・・ではなくて想像するのもまた楽しみのひとつですね!!
ということで簡単にでしたが「拡張術式」について解説しました。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう!