TaiCoのオタこブログ

たくさんのアニメ、漫画&色々な情報をたくさんの人々に広めたい!!

【2021年3月コミックランキング TOP20】

はじめに

 

こんにちは、TaiCoです。

当ブログに来てくださりありがとうございます。

 

今日は3月のコミック売上ランキングTOP20をブログにて発表したいと思います。

最近は手軽さと身軽さ、そしていつでもどこでも読めることから電子書籍が主流になりつつある現代。根っからのネット世代であるにも関わらず、わたくし、書籍はアナログが好きです・・・。もちろん、電子書籍の便利さは凄いし、何ならちゃっかりWEB漫画も読みますので、全く受け付けないわけではないのですが、やはり比重はペーパーブックに傾いてしまいます。嵩張って場所を取るし、出先で持ち歩くにも荷物になってしまうんですが紙を捲る感触。物語を読んでいる途中でふと立ち止まり、ページを捲り戻して再度読み返すあの行動がより一層、物語の世界に入り込む手助けをしてくれているようで、どうしても手放せません。同士の方はいらっしゃるでしょうか。

 

前置きが長くなってしまいましたが、早速ランキングを発表していきたいと思います。



第20位 転生したらスライムだった件 17巻

 

転生したらスライムだった件 コミック 1-17巻セット

転生したらスライムだった件 コミック 1-17巻セット

  • 作者:川上 秦樹
  • 発売日: 2021/03/31
  • メディア: コミック
 

 

 第19位 BEASTARS                                22巻

 

 

第18位 ミステリと言う勿れ                  8巻

 

 

第17位 怪物事変                                   13巻

 

怪物事変 コミック 1-13巻セット

怪物事変 コミック 1-13巻セット

  • 作者:藍本松
  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: コミック
 

 

第16位 SLAM DUNK                              31巻

 

SLAM DUNK 31 (ジャンプコミックス)

SLAM DUNK 31 (ジャンプコミックス)

  • 作者:井上 雄彦
  • 発売日: 1996/10/03
  • メディア: コミック
 

 

第15位 五等分の花嫁                  14巻

 

 

第14巻 SPY×FAMILY                   6巻

 

SPY×FAMILY 1-6巻 新品セット

SPY×FAMILY 1-6巻 新品セット

 

 

第13位 Dr.STONE                                   20巻

 

 

第12位 東京卍リベンジャーズ              22巻

 

 

第11位 ワールドトリガー                      23巻

 

 

 

第10位 僕のヒーローアカデミア     30巻    

 

僕のヒーローアカデミア コミック 1-30巻 全30冊セット

僕のヒーローアカデミア コミック 1-30巻 全30冊セット

  • 作者:堀越 耕平
  • 発売日: 2021/04/02
  • メディア: コミック
 

 

第9位 進撃の巨人                                  33巻

 

 

第8位 はたらく細胞                                   6巻

 

はたらく細胞(6) (シリウスコミックス)

はたらく細胞(6) (シリウスコミックス)

 

 

第7位 バナナフィッシュ 復刻版

 

BANANA FISH 復刻版BOX (vol.1-4)

BANANA FISH 復刻版BOX (vol.1-4)

  • 発売日: 2018/06/08
  • メディア: コミック
 

 

第6位 チェンソーマン                               11巻

 

チェンソーマン コミック 全11巻セット

チェンソーマン コミック 全11巻セット

 

 

第5位 SLAM DUNK                                  20巻

 

SLAM DUNK 新装再編版 20 (愛蔵版コミックス)

SLAM DUNK 新装再編版 20 (愛蔵版コミックス)

  • 作者:井上 雄彦
  • 発売日: 2018/09/01
  • メディア: コミック
 

 

第4位 約束のネバーランド                        20巻

 

約束のネバーランド コミック 全20巻セット

約束のネバーランド コミック 全20巻セット

 

 

第3位 ハイキュー!!                               45巻

 

ハイキュー!! 45 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ハイキュー!! 45 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

第2位 鬼滅の刃                                          23巻

 

 

第1位 呪術廻戦                                             0巻

 

 

堂々の1位はやっぱり呪術廻戦の0巻でした。

今年の冬に映画が公開されることも決定していますから、大変気が早いですが今からとっても楽しみです。

まだかなぁ、まだかなぁと供給を待ちながら自分をジワジワといじめちゃうのはオタクの悪い癖ですね・・・。

 

ということで今回のブログはここまでにしたいと思います。

最後までブログを読んでくださりありがとうございました。

 

またお会いしましょう。。。

 

【呪術廻戦 用語解説】「領域展開」とは?サクッと解説

 

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

さて、やってまいりました。呪術廻戦でもしかすると一番知られているかもしれない用語である、術式の奥義「領域展開」。
Tik Tokで五条先生の「領域展開」がめちゃくちゃ流行ってました。

 

領域展開

 

領域展開とは呪術戦の極意とも言われており、その技を習得し自由自在に使いこなせる人は極僅かです。

術式を付与した「生得領域」を呪力で周囲に構築する技、と言われています。
生得領域とは自分が心の中に思い描く世界。

つまり精神世界を現実に作り出す技
この領域展開は結界術の一種で対象を「閉じ込める」ことに特化しています。

空間支配能力とも言えます。

発動と同時に術者の周囲の空間が領域へと変化します。

領域展開は大量の呪力を消費しますが、この技を発動するにあたって絶大なメリットが3つあります。

①環境による術者のステータス上昇

領域の中は「術者の心の中」。そのため使用者は自分の能力を余すことなく発揮できて使用者が一番行動しやすい、ホームのような環境になっているので術式の発動がより早く強力になります。

②領域内で発動した術者の術式の絶対命中

領域の中にいるということは相手は「すでに術に当たっている」状態ということ。

なので術式に基づく攻撃は絶対に当たります。ですがあくまでも当たるだけ。絶対必殺でないというのは大事なポイントです。それはつまり防ごうと思えば、呪力で攻撃を防がれる場合もあるということです。
術式や敵の領域展開に対する中和能力

領域展開への対処方法は自分も領域を展開すること言われるほどです。分かりやすい例をあげると、ほぼ完璧な防御力をもち最強と言われる五条先生の「無下限呪術」ですが、領域内においてはその「無下限」すらも中和されます。だから五条先生に攻撃を当てることができるのです。


結界術の一種である領域展開は閉じ込めることに特化している、と先程も説明しましたが、そのため外から侵入することは比較的簡単です。

ですが敵にとっては領域に入る=死と同義なため、領域内に外から侵入するメリットはありません。対真人戦で虎杖くんがナナミンを助けるため、領域内に特攻を仕掛けて呆気なく領域に侵入することに成功したのを皆さんも覚えていらっしゃると思います。

虎杖くんは真人にとって天敵で有り、虎杖くんの体内に宿儺がいることから無事でいられましたが、あの行動は本来自殺行為なわけです。

 

領域展開は強力な技である分、デメリットも存在します。

①呪力の消費量がえげつない

領域展開は一度使うと呪力を回復させるのにインターバルが必要で、基本的に短時間に何度も使うことはできません。

領域の解除・消滅後術式が使用不可になる

領域展開の起動は術式そのものにも大きな負担がかかるので、領域を解除、または領域が消滅した後、術者は一定時間術式が使用できなくなります。

 

そのため使い時を選ぶ必要がある最終兵器とも言えるかもしれません。

 

この領域展開を敵に発動された場合の対処方法もいくつかあるのでそちらも紹介します。

①呪力で攻撃を防ぐ
術式は必中、つまり絶対に当たりますが、その術式での攻撃そのものは呪力で防御することが可能です。
②領域外へ脱出
領域の外に脱出すればもちろん領域の効果は消滅します。ただし、領域は閉じ込めることにめちゃくちゃ特化した結界術なので、領域の内側からその壁を壊すのは非常に困難・・・というかほぼ不可能。そもそも領域の内側と外側の縁・・・つまり出口を探すこと自体が難しいため、この脱出は領域の対策としては無理ゲーすぎる。
③自分も領域を展開する
領域展開を習得した術師なら、自分も周囲に領域を展開して敵の領域の術式や技の必中効果を中和できる。さらにいうと力に大きな差がある場合、その敵の領域を自分の領域に塗り替えることが可能。より洗練された術がその場を制するということです。
簡易領域の展開
簡易領域を自分の周りに展開して、敵の術式や必中効果を中和します。

特別な効果を持たないシン・陰流の簡易領域は、領域展開のような高度な技術は必要ないので術式を持たない術師でも使用可能。この簡易領域については簡易領域だけを紹介したブログをあげる予定ですのでもしよろしければそちらをご覧ください。

 

その域に辿り着けなかったとナナミンが語っていたように、領域展開とは呪術師の中でも極々限られた人しか使用できない究極の技。

BLEACHで言うところの卍解です。

なんの対抗策もなく術にハマれば待っているのは「死」という恐ろしい技です。

特級呪霊ともなると確実に領域展開を習得しているので、本当にタチが悪い。

 

ということで「領域展開」について紹介させていただきました。

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

 

それではまたお会いしましょう!

 

【呪術廻戦 用語解説】拡張術式とは?サクッと解説

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

呪術廻戦用語解説、今日のテーマは「拡張術式」についてです。
この拡張術式についてはアニメの中でも詳しい解説や説明が出て来ませんでしたので、ふわっとした設定の輪郭しか分からない方も多いと思います。
登場キャラの中で一番最初にこの拡張術式を使用したのが、ナナミンこと七海建人さんでした。ちなみにナナミンの術式は「十劃呪法」。強制的に弱点を作り出す術式で、相手の長さを10で線分し、7:3の部分に攻撃を当てると、全てクリティカルヒットになります。


ここからは時間外労働です。「瓦落瓦落」!!

 

対真人戦で上記のセリフとともにナナミンが発動した技ですが、この「瓦落瓦落」こそナナミンの拡張術式なのです。
拡張術式の説明の前に大前提として、生得術式(生まれながらに体に刻まれている術式)は変更することができません。

ですが自分の生得術式を応用し、自分だけのオリジナルの呪術を編み出すことは出来るのです。
それが拡張術式
先程紹介したナナミンの瓦落瓦落は破壊した対象に呪力を篭める拡張術式と説明されていました。それはつまり「触れた物質に呪力を篭めることで広範囲への攻撃が可能になる」ように術式の解釈の幅を広げて、拡張術式を成立させているのです。

この拡張術式もそうですが、呪術廻戦で戦いの要となるこの“術式“は、殆どがあらかじめ生まれ持って定められてしまっているものですが、使用者の発想力や想像力によって如何様にもその強さが変わるものだなと痛感します。


拡張術式を作中で使用しているキャラがそもそも少ないのがこの設定を説明する上で難点なところ・・・。

ナナミンの他に拡張術式を使用していたのは伏黒恵くんでした。

伏黒くんの術式は十種影法術。自分の影を媒体にして10種の式神を召喚する術式で禪院家が代々引き継いできた相伝術式でもあります。


東京高専に来た東堂くんと戦った際に、伏黒くんは不知底(せいていしらず)というカエルに羽が生えた式神を召喚していました。これは鵺(ぬえ)と蝦蟇(がま)という式神同士を組み合わせた拡張術式で伏黒くんのオリジナル式神です。

自分の術式の解釈を広げ、召喚できる式神の能力を掛け合わせて拡張術式を成立させ、オリジナルの式神を作りました。
そして嬉しいことに通常ならば式神は破壊されてしまうと再度召喚することが不可能ですが、拡張術式なので破壊されても何度でも召喚が可能という優れもの。その代わり、めちゃくちゃ弱いとのこと。


まとめると拡張術式とは生得術式の応用技

術式の解釈を広げて自分だけのオリジナル呪術を編み出せるけど、センスと閃きが問われるある意味難しい技のこと!
作中に登場している術式で拡張術式がお披露目されているモノは少ないですが、お気に入りの術式の拡張術式はどんなのだろう・・・?と妄想・・・ではなくて想像するのもまた楽しみのひとつですね!!
ということで簡単にでしたが「拡張術式」について解説しました。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

 

またお会いしましょう!

【呪術廻戦 用語解説 微ネタバレ有】呪術④〜御三家「加茂家」と相伝術式〜赤血操術と御三家の汚点をサクッと解説

ブログを読んで下さり、ありがとうございます!

 

前回、前々回と3つに分けて、御三家とその相伝術式を紹介して来ました。

今回は最後の御三家である「加茂家」とその相伝術式を紹介していきたいと思います。

 

加茂家

 

「加茂家」というと、御三家の中で最も伝統的かつ正統派な呪術師の代名詞と言える御家。平安時代に名を轟かせた陰陽師の血統を受け継いだ呪術界上層部と最も近い名門中の名門。
この一族が重要視しているのは格式と伝統。そして血統と相伝術式です。

ですが、血統を重んじる加茂家に唯一にして最大とも言える汚点が存在します。

その名は加茂憲倫(かも のりとし)
「史上最悪の呪術師」と言われいる男です。

邪な知的好奇心から彼は1人の特殊な体質を持つ女性に悪質な人体実験を繰り返し行い、人間と呪霊の混血である「呪胎九相図」という特級呪物を生み出しました。その結果、呪術界に大きな脅威を与えることになった。その為、加茂憲倫は“御三家全体の汚点”と言わしめるほどの悪名を轟かせたのです。

そして現在、加茂家で中心的な役割を担っているのが相伝術式を引き継いだ準一級術師加茂憲紀(かも のりとし)。※名前の読み方が「史上最悪の呪術師」と同じで、分かりにくいので加茂先輩と記載していきます。

現在呪術高専京都高の3年生の加茂先輩は、元々は妾の子。ですが加茂家当主の本妻が相伝術式を継いだ男児を産むことが出来なかったため、6歳の頃に嫡男として加茂家に迎え入れられました。ここはちょっと引っかかるポイントですね。

これは私の憶測ですが“術式を引き継いだ男児を産めなかった“ということは、術式を引き継いだ女児はもしかしたらいたのかもしれませんよね。

呪術界は昔ながらの男尊女卑思考が根強く残っていて、女性は子を産むもの。しかも術式を引き継いだ男児を産むもの、という昔ながらの考えが蔓延っているようですから、後継者から女性は自動的に外されている可能性も否めません・・・。

それにしても本家筋の子供には相伝術式が受け継がれず、望んでもいない子供達に相伝術式が引き継がれていて、望まぬ境遇に立たされている・・・加茂先輩と言い、伏黒くんと言い皮肉なものですね・・・。

ちなみに加茂家で名前が知られているキャラクターは、加茂先輩と御三家の汚点「加茂憲倫」だけです。
加茂憲倫は呪胎九相図を生み出した後、消息を絶ってしまったのでその後どうなったかは知られていません。「加茂憲倫」の額にある縫い傷・・・どこかで見覚えのある傷こそが大切なポイントと言えます。

 

相伝術式

 

「赤血操術」(せっけつそうじゅつ)

赤血操呪術とは、まさしく読んで字の如し。
呪力で強化した血液を操って戦う術式です。

色々な血液操作を組み合わせて無数の技を作り出すことができるので、攻撃手段が多彩。遠近問わず繰り出せる技の数々は戦闘中でも応用が利きやすい上、武器に血液を付着させればその武器の軌道も操作できるようになるため、加茂先輩は交流戦で弓矢を使用していました。
血液があれば何でも出来る術式ですが、最大の弱点は血液不足血液操作の妨害をされると何もできなくなってしまうため、交流戦で伏黒くんが召喚した満象の放出した大量の水に押し流された加茂先輩は術式を使用できませんでした。
血液は限りがあるものですし術式に使い過ぎて出血多量で体力的にも術式的にもダブルで戦えないということになってしまっては一大事です。その対策のため加茂先輩は血液パックを携帯していました。

 

 

御三家を紹介してきましたが、呪術廻戦を読んでいると御三家の中でも位というか順番があるなと個人的に感じています。

御三家の中で飛び抜けているのはやはり五条家でしょう。

次いで禪院家。

他の二家よりも今回紹介した加茂家は下に見られている傾向があると感じた方も少なく無いと思います。その理由はやはり「史上最悪の呪術師」を世に出してしまったことでは無いでしょうか。

地位も名誉も高い御三家である分、有事の際のしっぺ返しはかなりのもののはず。その証拠に呪術界を担う重要な立ち位置である五条家と禪院家も、“連帯責任”という形で先述の通り「御三家全体の汚点」と言われてしまっています。言い方は悪いですが加茂家に足を引っ張られた、と考えている人が五条と禪院の中に居ないとも限らないよな・・・と。まあこれはあくまでも私個人の意見ですので軽ーく読み流してください。

 

なかなかに闇深い呪術界の名家たち。そもそも呪術界が闇深いのですから、その中枢と言える御三家が清廉潔白というのも変な話ですかね・・・。

加茂家は呪われた名家と言えるドロリとした歴史を持つ御家。ストイックでお母さん思いの加茂先輩が幸せになってほしいところですが・・・厳しそー・・・つら・・・。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました!

 

またお会いしましょう。

【呪術廻戦 用語解説 微ネタバレあり】呪術③〜御三家「禪院家」と「相伝術式」〜十種影法術と式神をサクッと解説

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

自称:アニメ漫画リストのTaiCoです。

本日は前回の記事に引き続き、御三家「禪院家」とその相伝術式を解説していきたいと思います。
ちなみにおさらいですが、相伝術式とは引き継げたらラッキーな秘伝のタレです。

↓なんのこっちゃ?と思ってくださった方は前回の記事を読んでいただけると嬉しいです↓

【呪術廻戦 用語解説】呪術②〜御三家「五条家」と「相伝術式」〜無下限術式と六眼をサクッと解説 - TaiCoのオタこブログ

 

 

禪院家

 

「禪院家」間違え易いですが、字は難しい方の“禪“。スマホの変換で探すのが困難な字です・・・。
第26代当主は禪院直毘人(ぜんいん なおびと)。
見た目はNARUTOの雷影様に似ています。

アニメでは真希さんと真依さんの過去の回想でチラリと登場していました。
齢71才ですがお年を感じさせないゴリゴリの武闘派。

全く関係ないですが鬼滅といい呪術廻戦といい、キャラの名前の漢字がムズ過ぎじゃないですか(独り言です)

 

ちなみに禪院家は御三家の中で一番登場人物が多い。

美人双子姉妹の禪院真希さん、禪院真依さん。

この2人は当主である禪院直毘人の姪っ子ちゃん。なので所謂、宗家の血筋。
そしてアニメで登場していない(禪院)伏黒甚爾さん、伏黒恵くん親子。甚爾さんが伏黒家に婿入りした為、苗字は違いますがれっきとした禪院家の分家の血筋です。

前回の解説で、御三家は呪術至上主義と紹介しましたが、それはたとえ宗家の血筋を引く者たちに対してでも同じこと。
呪力に劣り、術式を持たない真希さん。呪力は持っているけど強い術式を持たない真依さんは酷く差別され、やはり双子は凶兆の証!!的なことを言われて冷遇されていました。

双子が災いとか、どんだけ古い考えなのー・・・と思わなくもないですが、それだけ御三家の方針、考え方は長い歴史を経てもなお、変わることなく引き継がれているということですから、ある意味すごいことですかね。
その古い御家のやり方が嫌で、真希さんはセルフ勘当中というわけです。
どの御家も呪術に対して並々ならぬ執念を燃やしていますが、この禪院家もその考えが強いです。
なにせ「禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」という格言を持ち、強力な術式を持つ呪術師を取り込みながら長い歴史の中で地位を獲得してきた一族です。
だからこそその分、相伝術式を継がない人、呪力・術式に劣る人たちは良い扱いを受けないのです。

呪力・術式


相伝術式

「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」。

その名の通り、自分の影を媒体にして十種類の式神を召喚する術式。

この術式を継いでいるのが、分家出身のしかも呪力・術式を持たない(禪院)伏黒甚爾さんの息子である伏黒恵くんでした。皮肉というかなんというか・・・。

禪院家からしたら待ちに待った相伝術式の使い手。

喉から手が出るほどこの術式を継いだ呪術師が欲しいところ。

現在伏黒くん以外の禪院家の人でこの術式を使用している人は登場していません。

だからたとえそれが分家の血筋で、しかも出来損ない(甚爾さん)の子供だとしても、呪力・術式が全ての禪院家はどんな手を使ってでも総出で伏黒くんを取り込まんと暗躍しそうです。

が、そこは五条先生が後ろ盾となり、何かしらの妨害をしている模様。

呪術界の要である五条悟が目にかけている相手に、いかな御三家の禪院家でも簡単には手を出せないということです。伏黒くん自身も、禪院家に全く興味が無い様子ですしね。

 

呪術廻戦では五条先生の無下限術式が多く取り上げられていますが、十種影法術もかなりヤバめな術式と言えます。その理由が二つありまして、一つ目は呪いの王「両面宿儺」がこの術式の使い手である伏黒くんに興味深々で狙っているから。

そして二つ目の理由としては、江戸時代に禪院家の相伝術式使い(十種影法術)と五条家相伝術式使い(無下限術式+六眼持ち)の両家当主が、それぞれ御前試合で戦って相打ちになっているという過去もあるため、この十種影法術が強力な術式であると言える裏付けになります。

前回のブログで詳しく説明していますが、無下限術式はいわばオートバリアのようなもの。しかも六眼持ちということは五条先生と同じような人が江戸時代に居て、その“最強”と相打ちになれるだけのポテンシャルが、この「十種影法術」にはあるという事に他なりません。勿論、術者のセンスと努力によるところも大きいでしょうが、伏黒くんは15歳で2級術師になれる程の天才児ですから、今後の成長に期待大。

 

ちなみにこの“当主相打ち“という過去から、五条家と禪院家は未だに仲が悪いそう・・・。特に現当主 禪院直毘人は五条先生をひいては五条家を毛嫌いしている様子。

歴史が長い分、その確執も根深いという事ですね・・・。


アニメでも最初から登場している式神たちですが、さらりと紹介します。

 

玉犬(白・黒)
犬の姿をしたこの式神は、一番最初に術者に与えられる式神。この玉犬2体以外は調伏の儀というものを行い、術者が式神を調伏ーーつまり自分の元に従えさせる必要があります。
玉犬は敏捷性が高く、呪力感知や探索能力にも優れてる為、本編でも多く登場します。
ちなみに式神は完全に破壊されると二度と召喚することは出来なくなります

ですが破壊された式神の術式と力は、他の式神に引き継がれるのです。

その良い例が次に紹介する式神です。


渾(こん)
この式神は少年院で破壊された玉犬白の力を引き継いで、玉犬黒がパワーアップした式神。その力は、特級呪霊の花御に傷をつけるほどのパワーとスピードでした。

 

鵺(ぬえ)
見た目はお面をした大きな鳥。式神の中でも万能のイメージで、玉犬と並んでよく召喚されています。大きな鳥なので、人を運んで飛ぶことも可能。電気を纏って体当たりしたり、翼での攻撃、防御など攻守に渡ってバランスが良い式神

 

蝦蟇(がま)
巨大な蛙。伸びる舌での攻撃、拘束。また、体内に人を飲み込んで匿いながら移動することも可能。

 

大蛇(おろち)
見た目は名前の通り、巨大な蛇。呪霊に鋭い牙で噛みついて攻撃します。宿儺を一瞬だけではありますが、巨大な口で捕らえることが出来ました。が、即座に破壊されてしまいました。今のところ大蛇の力を引き継いだ式神は登場していません。

 

満象(ばんしょう)
見た目は完全に象さん。

交流戦で登場し、鼻から大量の水を放出し攻撃。大きな式神ゆえ、この満象を召喚するときは他の式神は使用不可能になるそう。

 

次の式神は少し特殊。

 

不知井底(せいていしらず)
ふりがなが無かったら絶対読めない漢字のこの式神は、翼の生えた蛙の姿をしています。
何が特殊なのかと言うと先程紹介した「蝦蟇」と「鵺」二つの能力を掛け合わせた式神です。生得術式を独自のアイディアで応用し、術式の幅を拡張させた拡張術式で、伏黒くんのオリジナルの式神。いくら破壊されても再度召喚出来る。その代わりに弱い。
舌を伸ばして相手を拘束したり、相手の不意を突くための陽動作戦要員として使われています。

 

現在アニメに登場している式神は以上となります。

未だ全ての式神が登場しているわけではないので、今後どのような式神が登場するのか楽しみです。

 

というわけで御三家「禪院家」とその「相伝術式」の解説をさせていただきました。
御三家はどこもかしこも真っ黒で、叩いて埃の出ない御家は無いです。

ですが作中であからさまに呪力や術式の有無や優劣に対して差別的な描写が目立っていた禪院家。(あくまでも個人的イメージですが・・・)

真希さんがご実家を○ソ溜まりと断言し、自身の名前を苗字で呼ばれるのを嫌う理由もわかる気がします・・・。

 

残る御三家の最後の一族、「加茂家」とその「相伝術式」も解説していきたいと思います。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

 

またお会いしましょう!!

【呪術廻戦 用語解説】呪術②〜御三家「五条家」と「相伝術式」〜無下限術式と六眼をサクッと解説

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

自称:アニメ漫画リストのTaiCoです。

今回も呪術廻戦の解説ブログになります。

 

呪術廻戦は面白い反面、用語が難しい、覚えられない。じゅ、じゅ、じゅばかりで頭が混乱すると評判です。

 

今回は今までの解説でもちょくちょく登場していた御三家のひとつ五条家」と「相伝術式」について解説したいと思います。

御三家とは、平たくいうと呪術界で一目置かれているエリート術師の一族。

呪術界の覇権を握る3つの家系の事です。


たとえどれだけ頭脳、武術、身体能力や戦闘能力、人格に秀でていても、術式や呪力が劣っているというだけで、一族から差別を受けて爪弾きにされてしまう程の呪術至上主義、という真っ黒すぎる怖いところ。

それは裏を返せば、呪力、術式に長けていればどれだけ人格が破綻していても、蝶よ花よな、どちらにしてもおっかない古(いにしえ)の御家です。


そもそも呪術界とは。

はるか昔に呪いが蔓延し、それを呪術師たちで協力して祓おう!というのが切欠で出来上がりました。が、いわゆる経年劣化で、どんどん腐敗していった。よくある話ですね・・・

今現在の呪術界上層部は、自己保身と世襲制を捨てられず、当初の理念をすっかり忘れて一族の権力維持に忙しい“魔窟“と化しています。
そこにこの御三家も大いに関わってくるわけです。

 

相伝術式」

これは一家相伝とも言われ、御三家がそれぞれ先祖代々子孫に継承してきた強力な術式の事。老舗のお店で代々引き継がれてきた秘伝のタレみたいなものです。


先程、御三家は呪術至上主義と説明しましたが、この相伝術式を生得術式として、生まれながらにして体に刻み込まれた術師は、将来的にそれぞれの御家で重要なポジションを約束されるのです。


それでは御三家のひとつ「五条家」の解説に入っていきましょう!

 

 五条家 

 

五条家と言っても作中に「五条」と名のつくキャラクターは今の所、この方しか登場していません。
はい。みんな大好き、グッドルッキングガイ五条悟先生です!!
五条先生は言わずと知れた「呪術師最強の男」。

呪術廻戦においてチートお化けの呼び名の高い、国内に4人しかいない特級呪術師

チートという言葉は彼の為にある、と言ってもいいほどの鬼強キャラです。
普段は呪術高専で教鞭を取っていますが、現状で五条家の当主かどうかは不明

芥見先生曰く、五条家の身内は“多分”健在だそうです。

ただし、五条先生は生まれた瞬間から最強チート過ぎたので、五条家は“五条悟のワンマンチーム”と言われるほどです。

五条先生の発言、存在感、行動全てが呪術高専や呪術界において絶大

彼は現在の保守的な悪習が蔓延る呪術界を根本から変革しようと、より強い呪術師を育てることに力を入れています。術式や呪力の優劣や有無に囚われていては、強い術師は育たないという考えなのです。

そのため彼を疎んで呪術界上層部から嫌がらせを仕掛けられることもしばしば。

その嫌がらせも五条先生本人ではなく、彼が受け持つ生徒(虎杖、釘崎、伏黒)に実力以上の等級の任務を割り振ったりとそのやり口はエグくて汚い。

 

五条家の先祖は菅原道真(すがわらの みちざね)

学問の神様で湯島天神に祀られていることでも有名ですが、それとは別に日本三大怨霊の1人としても有名です。そして『呪術廻戦』の世界においては超大物呪術師として語られています。

アニメには名前のみしか登場していませんが、高専東京校の2年生 乙骨憂太くんもこの菅原道真の子孫にあたるそうです。あくまでも五条家の人ではなく、めちゃくちゃ遠い親戚、実質他人みたいな関係です。

常にアイマスクをしている五条先生ですが、その下には「六眼(りくがん)」が隠されています。
「六眼」は、芥見先生曰く、めちゃくちゃ詳細に呪力が見える眼、だそうです。

アイマスクをしていても高解像度のサーモグラフィーの様に見え、建物などの呪力が無いものもそれ以外の呪力の残りカスやその流れで視認できるという超ハイスペックな眼球。

“見えすぎる“ので普段はアイマスクやサングラスをして視界を遮断しているわけです。

五条先生を最強とたらしめる天賦の才の一つ。

ちなみに「六眼」はあくまでも特殊体質で、必ずしも五条家の子供に現れるわけではありません。長い歴史を持つ五条家歴代でもこの「六眼」を持った人は超レアで約400年ぶりに誕生したと言われているほど。宝くじに当たるよりもその確率は低い。
ですが昔から「六眼」持ちが確認されるのは五条家のみの様なので、「五条家特有の特殊体質」と言えるのかもしれません。

もしそうでないなら下世話な話になりますが、「六眼」欲しさに御三家同士がバチコラ陰謀計略を巡らせていた時代が絶対あったと思います。それだけ御三家は闇深い。

 

五条家相伝術式 『無下限呪術

先程もチラリと解説しましたが、相伝術式とは、その家に脈々と受け継がれてきた秘伝のタレです。ぶっちゃけ、この秘伝のタレは引き継げたらラッキーなものです。

受け継いだ術師はまさしく「天賦の才」を手に入れたことになるんですね。それが本人にとって良いか悪いかは別として・・・。
五条家相伝術式である『無下限呪術』は、「数学における収束する無限級数」を現実化した必殺技

うーん。わからん。脳みそのレベルがバレますね・・・。


この無下限呪術をより知るために「無限」という言葉をググって、ウィキ先生に聞いてみたんですが、背中に宇宙を背負って放心するハメになりました。

数学好きな方ならわかるのかもしれませんが、数学0歳児の私には到底無理ゲー。
この術の理屈付けは芥見先生も曖昧な感じにしているので、ふわっと都合よく理解すると「無限」の力で創る絶対不可侵のバリアって事です。
接近物の質量や危険度に応じて、術式の発動対象をオートで選択してくれる。

そして近づく程に速度がとても遅くなり、五条先生にそれらは接触できなくなる

 

例えば

ボールとナイフを同時に投げつけられた時、危険度の高いナイフのみをバリアで防いで自分に近づけさせない、という事を自動的に勝手にしてくれる技、という事です。

 

強すぎる。

 

この「無下限呪術」単体でも十分強いですが、ここに特殊体質である呪力がよぉ〜く見える「六眼」が合わさることで、超絶細かい呪力の操作が可能になり「呪術師最強」が出来上がるのです。
強い×強い=最強というわけですね。何度も言いますが、なるべくして五条先生は最強になったのです。
ちなみにこの「無下限呪術」を応用した技に「蒼(あお)」「赫(あか)」さらに、五条家でも極一部の人しか知らない「茈(むらさき)」という技もあります。

アニメ20話で花御を撃退した規格外の爆技です。
これらの技は頭がこんがらがる案件なのでまた別の機会に解説したいと思います。

 

というわけで御三家「五条家」と「相伝術式」の解説をさせていただきました。
相伝術式は引き継げたらラッキーな秘伝のタレと覚えておいてください。(雑かw)


御三家「禪院家」「加茂家」とそれぞれの「相伝術式」も解説していきたいと思っています。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

 

【呪術廻戦 用語解説 微ネタバレ有】呪術①術式〜生得術式と天与呪縛〜難しい術式を解説!

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

呪術廻戦の用語解説をしていきたいと思います。

今回の内容は『術式(生得術式)と天与呪縛』となります!


わかりやすい解説を心がけますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

それでは早速解説に入ります。

呪術廻戦において、術式とは結構難しい設定だと思います。〇〇術式、術式△△など言い方も多く、頭が混乱してしまいますよね・・・。

ですからよりわかり易く説明できるように、今回は術式の中でも基本と言える「生得術式」と「天与呪縛」を重点的に解説していきます。

一気に解説してしまうと、文字数がヤヴァイ事になってカオスになること間違いなしですから・・・。

術式は難しいですが、これを理解できるとより一層呪術廻戦を楽しめること間違いなしので、頑張って覚えていきましょう!

 

 

まずそもそも「術式」とは何か。
作中でも五条先生が話していましたが、術式とは呪力をアウトプットする型のようなもの。

性質的に呪力は電気に似ています

電気はただ垂れ流すだけだと、出来る事が非常に限られてしまう。だから電気は家電や機械に通電することでその真価を発揮します。

呪力も同じです。

呪力を「術式」という家電に通すことで、呪力を変換し、その力を増幅させて色々なことに転用することができるのです。これを「呪術」と言います。

 

↓呪力については是非ともこちらの解説ブログをお読みください。

【呪術廻戦 猿でも分かる用語解説】そもそも呪力と呪霊ってなんぞ? - TaiCoのオタこブログ

 

生得術式』(しょうとくじゅつしき)

術式とは生まれつき体に刻み込まれているもので、基本的に先天的なものです。

これを「生得術式」と言います。本編で語られる術式は殆どをこの「生得術式」を指しています。
虎杖くんのような例外を除いては、後天的に努力云々で得られるものではありません

※虎杖くんは「宿儺」と言う強大な呪力を持った呪いの王を取り込んだ為に、後に宿儺の術式が身体に刻み込まれることになる、と五条先生が説明していましたので、これは本当に例外中の例外です。

 

そのため遺伝的なものなのか、強力な呪術師や強力な術式を持っている人物は由緒ある名家の生まれの人間が多い印象です。

 

例を挙げるなら、伏黒恵くん、加茂憲紀くん、五条先生。この3名はそれぞれ禪院家、加茂家、五条家という名門御三家の血を引いています。

 

基本的に4歳から6歳くらいの時に自分の術式を自覚するケースが多いようです。
一流の呪術師になるためにはどんなに強力な術式を持っていても、鍛錬して極めることが必要不可欠なので、名家の生まれの子供たちは、その年頃から厳しい修行に明け暮れるわけです。

そりゃ、呪術師に陰気な人間が多くなるわな・・・。


また自分の術式を開示する(相手に自分の術式の説明をする)ことによって能力を底上げし、より大きなエネルギーを扱えるように自分に“縛り“を設けて戦う方法「術式開示」というのもあります。

※縛り・・・自分や他者と交わす誓約と制約のこと。破った際の罰は計り知れず、呪術の重要な因子となります。

 

アニメでもナナミンや五条先生、東堂くんがこの「術式開示」をしていましたね。

個人的に特にこの術式の開示の使い方が巧みだと思ったのは、東堂くんでした。
自分の術式を全て開示するわけではなく、過小申告して相手に自分の術式を誤って認識させることにより、戦いを優位に進めていました。

この『術式開示』は、戦いにおいて重要で面白い心理戦要素となることが、この東堂くんの使い方でわかります。

 

術式にもいくつかの種類があるようです。

ネタが古いかもしれませんが、このあたりは少しHUNTER×HUNTERになぞらえて代表的な術式とその使い手を紹介します。
(H×H好きの方申し訳ありません!!)

 

・操作系 呪力で何かを操る→  傀儡操術、呪霊操術(夜蛾学長、夏油さん、メカ丸くんなど)

・放出系 呪力を放出する→   呪言(狗巻くん)

・具現化系 呪力で何か作り出す→  花御の術式(草木や花などを自在に顕現する)

・その他特殊系  無下限術式など(五条先生)

 

ちょっと分類が難しい術式も多数存在しますがざっと分類すると4種類です。

未だ詳しい術式が判明していないキャラもいるので今後の展開に期待大!!

 

さて、続いては語呂がかっこいい

 

『天与呪縛』(てんよじゅばく)

呪術廻戦四字熟語の代表格ですね(違うw)

おふざけは置いておいて「天与呪縛」とはまさしく読んで字のごとく。
天から与えられた呪縛のこと。もっというと、生まれながらに強制された肉体の先天的な縛りです。

生まれながらの肉体の欠損、または本来備わっている筈の呪力が使えないという強制的な縛りを代償に、本来ならありえない位の力を手に入れることができる。
これが「天与呪縛」です。

そして「天与呪縛」も先程解説した「術式開示」と同様に情報を開示することによって、更に能力が上がります。

 

「天与呪縛」を背負うキャラクターは、メカ丸くん、禪院真希さん、伏黒甚爾(とうじ)さん。

アニメで既出のメカ丸くん、真希さんはもうご存知と思いますが念のため。

メカ丸くん(本名:与幸吉くん)→右腕、膝から下の肉体と腰から下の感覚がないという肉体の欠損を代償に、日本全国が圏内になるくらいの広範囲で術式の使用が可能。そして実力以上の呪力を出力できます。

 

禪院真希さん→生まれつき呪力を殆ど持たず、術式が扱えない。そして呪霊を見る事も出来ないことを代償に、驚異的な身体能力“フィジカル・ギフテッド“を与えられました。


そしてまだアニメに登場していないキャラクターを少しだけネタバレ。

ネタバレが嫌な方はご注意ください

 

伏黒甚爾さん→伏黒恵くんの実父。通称:パパ黒(芥見先生とファン間で)

彼は体に一切の呪力を宿していない。これはとても稀なことで、呪霊を見ることが出来ない真希さんも、呪術師ではない一般人も僅かながらに呪力は持っているのに対し、彼は完全に呪力がゼロ。

超人的な身体能力は勿論の事、呪縛の強化が行きすぎて五感が異様に鋭くなっている。その為呪い(呪霊)も見えるし、呪霊を体内に取り込んでも平気な身体になっています。

完全に呪力を捨てる事で逆に呪い(呪霊)への耐性を得たタイプで、ただでさえ珍しい「天与呪縛」の中でも振り切って更に珍しい存在です。

黒パパは「真希の完成形」と原作でも言われており、真希さんが黒パパ並みのフィジカルを手に入れることも可能という事です。

 


今現在わかっている「天与呪縛」を背負っているキャラクターは以上の3名です。

ところで「天与呪縛」を持っている真希さんを凌ぐほどの身体能力を持っている虎杖くん。

未だ判明していませんが、彼もまた「天与呪縛」を背負う1人という可能性もあり、これもまた今後の展開に期待したいところ・・・。

 

というわけで、以上が『術式(生得術式)と天与呪縛』の解説でした。

術式に関しては最初にも明記した通り、刻んでなるべくわかり易く解説していきたいと思います。本当に頭がごちゃごちゃになっちゃうので・・・。

 

理解を深め、用語を覚えてより楽しく一緒に呪術廻戦沼へ浸りましょう!!

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました!

 

また次回のブログでお会いしましょう。