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【呪術廻戦 用語解説】反転術式と術式反転とは?

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

「呪術廻戦」の芥見先生が体調不良とのことで、1ヶ月ほどジャンプを休載することが発表されました。大病ではないとのことですが、先日の衝撃のベルセルク・ショックもありますし、今はこういうご時世なので無理せず静養していただいて、また怒涛の呪術廻戦沼に浸からせて欲しいですね・・・。めっちゃ、続きは気になりますけどもっ・・・!

 

 

 

今日のテーマは反転術式と術式反転についてです。ちょーっとややこしいですが、頑張って覚えていきましょう。

それでは早速いってみましょう。

 

 

 

反転術式とは


本来はマイナスである呪力を体内で掛け合わせて、プラスの呪力にすること。
算数における「(-)×(-)=(+)」の計算式をイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

では敢えてプラスの呪力を作り出す意味は何でしょう?

まず抑えておきたいポイントは、

・反転術式はとても高度な技であるということ。

・生得術式とは違い、努力次第で後天的に習得可能。(ただし滅茶苦茶ムズイ)

そして反転術式によって生み出されるプラス(+)の呪力では、ある特別なことが2つ出来るようになるということです。詳しく紹介していきますね。

 

 

反転術式によって出来ること

 

①体の治療ができる。

反転術式で生み出したプラス(+)の呪力を使うと体の治療が可能になります。

そもそも呪力は負の感情から生まれるので体へのストレスとなってしまい、本来は治療には向いていません。ですがプラス(+)の呪力を使うことで、逆に体を元気付けることができ、反転術式で人間の体を治療が可能になるのです。

治療と一言で言ってしまうと簡単ですが、その技術は並のモノではありません。

※以下少々グロい表現が登場しますので、苦手な方はご注意ください。

 

 

 

例えば、手が捥げてしまったり足が捥げてしまった場合、普通なら欠損してしまった部位が再生することはありません。

ですがこの反転術式で治療すると欠損した部位を元通りに治すことが出来るのです。

傷を塞ぐとかそんなレベルじゃなく、ほぼ元通りになります

 

↓本誌ちょいネタバレ注意↓

なぜ“ほぼ“なのかというと『渋谷事変』の戦いにより、重度な火傷を負った真希さんが反転術式により一命を取り留めました。ですが火傷の痕を完全に消すことは出来なかったことから、反転術式での治療にも限界があることが判明したためです。

 

ですが「呪胎戴天編」の少年院で虎杖くんが特級呪霊に腕を持っていかれた時、宿儺と交代したことで反転術式が発動し、虎杖くんの腕がニョキニョキ生えてきて、まるで巨人の再生能力のようでした。

反転術式での治療に限界があるのだとしても、究極の治療と言える技ですから是非とも習得したいものです。
めっちゃいい、反転術式!みんな使えば死人ゼロのハッピーエンドじゃん!と思いたくなりますが、ところがどっこい。

一番最初に説明した通り反転術式はとても高度な技術で、そもそも反転術式を習得している人はめちゃくちゃ少ない

反転術式は生得術式とは違い後から覚えることも可能です。

が、しかし。

体内の呪力コントロールが非常に難しく、向き不向きが分かれてしまうので呪術界では反転術式が使える人はとてもかなり重宝されます。


ちなみに余談ですが呪霊に反転術式は必要ありません。呪霊はそもそも体自体が負の呪力で出来ているので、反転術式による治療は不要。反転術式ではなくて、呪力そのものを体内で循環し、コントロールして治療・補填をするというのが正確な言い方です。


②術式反転が可能になります。

反転術式との違いが分かりにくく、?マークが頭に浮かぶ人も多いと思います。

この術式反転をすごく簡単に考えると「術式の攻撃レパートリーが増える」ということです。

術式反転とはプラス(+)の呪力を流し込むことで術式効果を反転させる」こと。本来なら術式にマイナス(−)の呪力を流し込むことによって術を発動させますが、そこに敢えてプラス(+)の呪力を流し術式の効果を真逆にするのです。

きっとこの説明でも分かりにくいと思います。(筆者自身もブログを書いてて混乱気味です)

なので、もっと噛み砕いて考えていきましょう。

 

まず「プラスの呪力を流し込む」という言葉の説明から。

これは先ほど説明した通り、プラス(+)の呪力は反転術式によって生み出されます。つまり、反転術式はエネルギーを生み出す行為のことで、術式反転はそのエネルギーを使った攻撃のことなのです。

従ってそもそも反転術式を使えなければ術式反転は使用不可能ということ。


そして「術式の効果を反転させる」とはどういうことか。

それは「いつも使用している術式の効果を真逆にする」ということ。

通常呪術師たちの術式はマイナス(-)の呪力を流し込むことで発動させます。これを「術式順転」と言い、呪術戦の一般的な戦い方です。

 

一方、「術式反転」はその名の通り、マイナス(-)とは真逆のプラス(+)の呪力を術式に流し込んで発動させ、術式を反転させます。

真逆の素材を使って発動させているので、効果もいつもの術式とは真逆の効果が現れるのです。

術式が分かりやすいのでついつい例題に上げがちになってしまいますが、我等が最強五条先生の「術式順転」ーー通常運転の術式「蒼」は引き寄せる力です。その「蒼」にプラス(+)の呪力を流し込んだことで効果が真逆になり、弾く力になる。その術式反転させた技が「赫」。

 

・術式順転(マイナスの呪力投入)→ 「蒼」引き寄せる力

・術式反転(プラスの呪力投入) →「赫」弾く力

 

となり、術式の攻撃レパートリーが増えるということなのです。

 

 

軽ーく反転術式・術式反転・順転術式のおさらい


①反転術式は体内でマイナス(-)の呪力を掛け合わせてプラス(+)の呪力を作り出すこと。

②術式反転はプラス(+)の呪力を術式に流して、通常の術式とは真逆の効果をもたらす技術のこと。

③術式順転はマイナス(-)の呪力を流して術式を発動させること。呪力を持っている呪術師の一般的な戦い方。

④反転術式が出来なければ、そもそも術式反転は不可能。

 

続いては、反転術式を習得している登場人物の紹介です。アニメ派の方々にはネタバレになってしまうキャラクターもいますので、自衛をお願いいたします。

 

 

反転術式を習得している登場人物

 


五条悟(先生)

自分の体を治療することが可能。

無下限呪術を常に発動させておくために、反転術式を使用して呪術で酷使する脳を永続的に治療しています。そのため、常に脳みそが新鮮な状態だそうです。

さらに反転術式を応用して術式反転「赫」を使用可能。


家入硝子(先生)

他人の体を治療することが可能。他人の体の治療は非常に複雑で、五条先生にすら不可能な行為。生得術式が反転術式という非常に稀な人物。東京校にて常に命懸けの呪術師たちの治療を行ってくれる、居なくてはならない重要な存在。

 

↓ネタバレキャラ注意↓

 


乙骨憂太くん

家入先生と同じく、他人の体を治すことが可能。現在も反転術式を使用できることが判明し、その精度は非常に高い。

 

現在反転術式を習得していると思われる登場人物は以上の3名です。

・・・・・・。

 

少なっっっ!!

まだ判明していないだけで、既に登場しているキャラクターが反転術式を習得している可能性もありますが、それにしても少ないです。

反転術式を習得している呪術師が多ければ、殉職する呪術師も減らせるのに・・・上手くいかないものです・・・。

反転術式による治療効果には、術者の技量が問われる部分もあるようです。呪力操作に長けている五条先生ですら反転術式で他人を治療することは出来ないのに対し、家入先生と乙骨くんは他人を治療することができます。他人の体を治療するのは、より複雑な呪力操作を行わなくてはいけないので体力を気力も消耗するはず。

だから家入先生は常に隈を蓄えているのかもしれないですね・・・。

 

 

それでは最後に反転術式のおさらいをしましょう。

 

反転術式のおさらい


①マイナス(-)の呪力を掛け合わせてプラス(+)の呪力を作り出すこと。

②反転術式で作ったプラス(+)の呪力エネルギーを使用して、術式効果を通常とは反転させる攻撃法が術式反転。

③生得術式とは違い、後天的に習得可能。

④呪力操作が超絶ムズイので使用者は限られる。

⑤反転術式での治療効果は使う人間の技量で変わる。(自分自身のみ治療可能、他人を治療可能など)


言葉も似ていてややこしい反転術式と術式反転ですが、一度わかるようになると「なるほど、そゆことね」とふむふむ出来ると思います。

 

呪術廻戦はそもそも難しい設定や用語が多いですが、その中でも「反転術式」と「術式反転」は読者を混乱に陥らせる少しややこしい設定ですが、一度飲み込んでしまえばなんとなく理解できるようになると思いますから、ジャーキーのように何度も噛み締めてみてください。

 

 

書いている本人が若干混乱していた気もする今回のブログですが、皆さんに分かりやすい説明になるように、書いては消し書いては消し・・・。分かりやすい内容になっているといいのですが・・・。

 

 

芥見先生の復帰まで、大人しく首を長くして待ちましょう。我々オタクは「待て」は得意技ですものね・・・😀

 

それでは今回のブログはここまでとさせていただきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

それではまた、お会いしましょう。